カースティ・マッコール(Kirsty MacColl) Part 2:アルバム「Kite」発表時の活動

ソロ・アーチストとして、また多彩な作家活動で活躍したカースティー・マッコール。その活動においては、さまざまなグループ、アーチストへの、バッキング・ボーカルとしての参加も目立ちます。ローリング・ストーンズから、ザ・スミス、おなじみのポーグスまで。そしてネオアコ本掲載のアーチストの作品にも、参加作品があります。トット・テイラーのシングル「The Girl with Everything」、スクワイアの80年発表のシングル「My Mind Goes Round in Circles」などです。ネオアコ・ギター・ポップ・フアンのみなさんも、知らないうちに彼女の声に出会っているかもしれません。

さて今回は彼女がもっとも、シンガーとして活躍した、ヴァージン・レーベル在籍時の活動を追っていきたいと思います。

ヴァージン・レーベルでの再スタート

85年6月のシングル「He's on The Beach」以降、カースティーによるリリースはありませんでした。しかしリリース休業中のコーラスでのゲスト参加がかえって功を奏しました。参加作品にヒット曲や話題盤が多かったこともあり、彼女本人への知名度がさらにアップしていったのではないかと思います。

またヴァージンからのリリースのジャケット裏に「XL talent」というマネージメントのロゴが入っています。おそらくこの時期にこの事務所と契約を結び、リリースをはじめ各種のプロモーション活動が大掛かりになっていったのではと推測します。

すでにStiff時代のラスト2枚のシングルで、ステイーブ・リリーホワイトという、サウンド面での大きな後ろ盾を得たカースティーでしたが、この時期にやっとシンガーとしてさらに本格的な活動を広げる土台を獲得したといえます。

「She's Having A Baby 」

少し話が外れますが、このStiffからヴァージンへの移籍のはざまに制作されたと思われるのが、ザ・スミスのカバー「You Just Haven't Earned It yet Baby!」です。このトラックはのちのヴァージンからのアルバム「Kite」のCDボーナストラック(「Free World」 のシングル・カップリングもあり)とは別テイクとなっています。これは「プリティ・イン・ピンク」など青春映画でおなじみの映画監督ジョン・ヒューズ制作の「She's Having A Baby (結婚の条件) 」のサウンド・トラック盤のみに収録されています。特にイギリスのニュー・ウエイブ以降のグループのフアンの監督自らが、オファーしてこのサントラの楽曲を集めたらしく、カースティーもそのお眼鏡にかなったのかもしれません。このサントラの原盤はアメリカのI.R.Sですが、あくまでサントラへの参加という特例で、同時期のIRSでのカースティのリリースはありません。すでにこのときにはヴァージンとの契約が済んでいたのかもしれません。

余談ですがこのサントラ盤には、カースティーの別バージョン以外にも、ここのみでしか聴けない曲・バージョンが多く、XTCの「Happy Families」(編集盤「Rag,Bone&Buffet」収録のものとは別バージョン)やライラック・タイムのステイーブン・ダフィの別プロジェクトDr.Calculus、Everything But The Girl(これも映画用にジャジーにアレンジされた、アルバムとは別バージョン)、など非常に興味深いオムニバス盤となっています。

ちなみに同じくジョン・ヒューズ監督の映画「プリティ・イン・ピンク」のサントラには、ザ・スミスの「Please Please Please」が収録されています。ジョン・ヒューズはスミスのフアンだったのかもしれません。

アルバム「Kite」の発表

そして89年2月 シングル「Free World」、4月にはアルバム「Kite」が発表されます。全12曲、彼女やステイーブ・リリーホワイトの人脈だと思われる、以下のような豪華なメンバーがバックをつとめています。

ドラムス:メル・ゲイナー(シンプル・マインズ)、デヴィッド・パーマー(以前はYMOのツアーにも参加)
ベース:ジェイムス・エラー(The The、ジュリアン・コープ・バンド、プリテンダーズ)、ガイ・プラット、ピノ・パラデイーノ
ギター:ジョニー・マー(The The、ザ・スミス、プリテンダーズ)、ロビー・マッキントッシュ(ポール・マッカートニー・バンド、プリテンダーズ)、デヴィッド・ギルモアー(ピンク・フロイド)、ピート・グレニスター(テレンス・トレント・ダービー)

アルバムの内容ですが、まず楽曲が何より充実していて捨て曲が見当たりません。充実といえばこのアルバム関連のシングルB面曲でさえ、相当なクオリテイーを誇っており、彼女がソング・ライターとしてまさに脂に乗っっていた時期だったのだと思います。収録曲12曲のうち、5曲がカーステイー単独の楽曲、4曲がピート・グレニスターとの共作、2曲がジョニー・マーとの共作となっています(残り1曲はキンクスのカバー)。

1stアルバムやそれ以前の楽曲で見られた、R&R(オールデイズ?)・リヴァイバル的な雰囲気がなくなり、良い表現ではないですが高級感みたいなものが感じられます。カントリー・フォーク的な楽曲やアレンジもありますが、これらの要素は意図的にかシングルのカップリング曲の方に多くみられ、同様にアレンジにアフリカのハイライフ的要素のある楽曲、フランス語で歌われている楽曲なども、シングルのカップリング曲として発表されています。あくまでバラエテイあふれるサウンド志向よりも、アルバムとしての統一感が優先されたのかもしれません。

サウンド面ですが、まず何重にも重ねられたギター・サウンドに耳がいきます。もちろん今までの彼女の作品も、ギター・サウンドが中心ではありましたが、このアルバムの方がその傾向は顕著です。

収録曲のほとんどにおいて、二人以上のギタリストがクレジットされていて、アコーステイックとエレクトリックのコード・バッキングにエレクトリックのリフ、これに別のメロデイーを担当するエレクトリックやアコーステイックと、文章で表現すると間抜けですが、とにかく厚いギター・サウンドです。

といって、たとえばギターポップのグループや初期のプリテンダ−ズのような「女性ボーカルを立てたバンド・サウンド」にはならず、あくまでソロ・アーチストの作品に聞こえます。もちろん女性ソロ・アーチストといってもAOR的なサウンドにもなっていない、微妙なバランスです。

全曲シングル・カットも可能?「Kite」収録曲について

収録曲について話を移しますと、やはりシングル・カットされた曲は、速効性のある耳になじみやすい曲で、ビートルズの「I feel Fine」を思わせる冒頭の「Innocence」、キンクスのカバー「Days」、サウンドと長いタイトルから、デビュー・シングルを思い起こさせるカントリー・マナーの「Don't Come The Cowboy with Me Sonny Jim」などアルバムの目玉となっている曲ばかりです。

またシングル以外の収録曲もすばらしく、モータウン風ベースラインの「Tread Lightly」はメジャー・キーにもマイナー・キーにも聞こえる、ブリテイッシュ・ポップの伝統にもとづいた1曲。カーステイの作曲のひとつの特徴である、メロデイーに言葉をたくさん乗せ韻をふみ、緊張感を演出しています。

またこのアルバム以降にもこういったタイプの曲が、よく作られている「What Do Pretty Girls Do」、「The End of A Perfect Day」も佳曲です。ゆったりしたリズムに、いかにもジョニー・マーっぽいギターのリフが印象的です。後者は彼との共作曲です。

そしてアルバムの最後を飾るのが、美しいバラード「You And Me Baby」です。ジョニー・マーのアルペジオにストリングスのみのサウンドがたいへん美しく、全体的に低めのキーで歌われるメインのボーカル・メロデイーが、曲の最後の一節のみ高音となりサウンドから浮き出てくるところなど、まさにアルバムのハイライトだといえます。またこれはどの曲にも言えることですが、シングル「New England」以降のカーステイのリリースには必ず表れる、多重録音によるコーラスがすばらしく、特にこの曲はビーチ・ボーイズのバラードを意識しているかのようです。

チャートでの成功

このような素晴らしい楽曲と、おそらくこれまでのカーステイのリリースにはなかった、質、量ともはるかに大きなプロモーションも功を奏したのでしょうか、「Kite」は12週もチャ−トに顔を出し、最高位34位を記録しました。またシングル「Days」に至っては最高12位、シングル「Free World」も43位とチャート上の成功もおさめています。

プロモーションについては大きな予算が必要となる、ビデオ・クリップの制作において、シングル・カットされたすべてのシングルのビデオ・クリップが作られているなど目を見張るものがあります。また各シングルも「Don't Come The Cowboy〜」をのぞき、すべてが12インチ、10インチ、7インチ、CDシングルの4フォーマットが作られ(カップリングがそれぞれ違う)など、実に力が入っていたことが分かります。

またこの成功にある意味最も貢献したのではと思われるある追い風も吹いていました。

ヒットの一要因(!?)

それは皮肉にもグループの解散後に発生したスミス旋風です。「過去もっともビッグなインデイ・グループ」ザ・スミスは87年に解散していますが、解散後の88年から89年にかけて音楽シーンでのスミスへの渇望感は大きなものがありました。イギリスの音楽シーンをふたたび活性化させたグループの「機が熟した」時点での解散により、活動時以上に人気が盛り上がった部分があったと思います。それは数字としても表れ、解散後驚くべき早さで動き出したモリッシーがソロ・デビュー・アルバムを全英一位に、シングル4曲をすべてトップ・テン入りさせたという事実がそれを物語っています。これはスミス活動時には果たせなかった成績でした。

そんななか、渦中のもう一人の「元スミス」、ジョニー・マーが参加したアルバム、さらにシングルではスミスのカバーまであるアーチストの作品「Kite」には、当然注目が集まりました。おまけにカースティは「Kite」発売直後に出されたモリッシーのシングル「Interesting Drug」にもコーラスとしてフューチャーされており、もし音楽マスコミが「Kite」のレヴューを書くとしたら、これら「元スミス」との関連に触れずにはいられなかったでしょう。

この日本でも状況は似ていました。日本でのスミス人気は解散直前に盛り上がり始め、本国と同じように解散後の音楽誌には毎月スミス関連の記事が載っていたと記憶しています。そんななかカースティの「Kite」はCDで日本発売され、音楽誌でかなりレヴューされました。また「ロッキン・オン」誌には数ページにわたってのカースティのインタビューも掲載されていました。

また彼女本人が意図したかどうかは別として、少なくともレコード会社には、この「スミス旋風」にのってしまおうという意識が感じられます。まず1stシングルの「Free World」はもっとも「スミス的」なサウンドを持つ曲で、カップリングはスミスのカバー曲「You Just Haven't Earned It yet Baby!」。3枚目のシングル・カット「Innocence」の限定10インチは見開きスリーブになっていて、使われた写真には大きくジョニー・マーの姿が。。。などです。各メデイアに配布される資料にも、スミス関連の記述は多かったに違いありません。

しかしカースティ本人は当時の「ロッキン・オン」誌のインタビューで、ジョニー・マーよりもピート・グレニスターの貢献に注目してほしいと発言していて、少し複雑な心境もあったのかもしれません。またジョニー・マーも「Kite」で共作した曲は、自作曲の中でもお気に入りであると同時に、共作やセッション(実は自宅スタジオでのプレイを録音)に関しては、「彼女に借りがあったから」というような発言をしています。色々と一般フアンには見えない事情もあったのかもしれません。

ただカースティとジョニー・マーのつながりは、「Kite」以降の彼女の作品でも、またビリー・ブラッグの作品中でも、ずっと続けられており気のあったパートナーであることは間違いないと思います。

おわりに

この「Kite」に関するリリースは、シングル「Don't Come The Cowboy〜」のリリース(90年4月)まで、約1年つづきました。残念ながらツアーは行なわれませんでしたが、ほかにも再びのポーグスとのデュエット「Miss Otis Regrets」(コール・ポーターのカバー・エイズ基金へのチャリテイー・リリース)が、90年11月に発表されています。つまりヴァージン・レーベルでの再スタート以後、次のアルバムまでほとんどリリースが途切れていません。このあいだTV出演などもこなしたでしょうし、まさにポップスター的な活動に近いものがあったのかもしれません。

この勢いを持って彼女はヴァージンでの2枚目のアルバムの制作に入ることになります。

なおカースティ・マッコールのバイオグラフィー(ガイド本・CDシリーズ「ギターポップ・ジャンボリー」監修の宮子和眞さん執筆)が、月刊誌「レコード・コレクターズ 2001年4月号」(ミュージック・マガジン社 雑誌コード 19637-4)に掲載されています。「タワー・レコード」など大型レコードショップなどでは、同誌のバックナンバーを置いているところもありますので、現在でも購入が可能だと思います。彼女の興味深い生い立ちやキャリア全体につきましては、こちらをご参照ください。

当店では下記のカースティ・マッコール関連商品を販売しております。

記事作成 2001年9月)

 

カースティ・マッコール リスト

 

Kirsty MacColl Kite LP \2.900 Virgin  89 ○2 ○1 ドイツ盤

カースティ・マッコールの2ndアルバム。シングル「Free World」、「Innocence」、キンクスのカバー「Days」、「Don't Come The Cowboy with Me Sonny Jim」の4枚を収録し、ほかの収録曲も佳曲が多くおすすめの1枚です。歌詞インサート付の廃盤アイテム。

Kirsty MacColl Free World 10シングル \2.800 Virgin  89 ○2 ○1

カースティ・マッコールの2ndアルバム「Kite」からの1stシングルの限定ナンバリング入り10インチ。ここでしか聴けないジョニー・マーとの共作曲「The End of A Perfect Day 」のデモ・バージョン (Original Demo Version と表記)を収録しています。こちらもアルバム未収録曲「Closer to God ?」も収録の全3曲、廃盤アイテム。

Kirsty MacColl Innocence 10シングル \2.800 Virgin  89 ○2 ○1

アルバム「Kite」からの3rdシングルの限定ナンバリング入り10インチ。アルバムの収録のものとは別バージョンのタイトル曲とそのロング・バージョン。このフォーマットでしか聴けない「Don't Run Away from Me Now」、なかなかの佳曲のアルバム未収録曲「Clubland」を収録した全4曲。見開きジャケットで、ジョニー・マーも写った写真が使われています。現在廃盤のアイテム。

Kirsty MacColl The Real MacColl 12シングル \3.200 Charisma 90 ○2 ○1 アメリカ盤

90年にアメリカでプロモーション用にリリースされたミニ・アルバム。選曲がよく、Stiff時代の「New England」、「They Don't Know」(トレーシーウルマンへの提供曲)、スミスのカバー「You Just Haven't Earned It Yet Baby」、「Kite」収録のアップ・テンポのモータウン・ナンバー「Tread Lightly」 、「Inocence (The Guilt Mix)」の5曲が収録されています。「Inocence 」10インチの見開きに使われたジョニー・マーとの写真がジャケットに使われています。アメリカのみ、プロモ用のみの貴重なアイテム。

Kirsty MacColl My Affair CDシングル \2,600 Virgin 91 ○2 ○1

カースティ・マッコールの2曲目のビーチボーイズ・カバー「サーフズ・アップ」収録曲の「Don't Go Near The Water」(マイク・ラブ作品)を収録したシングルCD。曲後半の転調部分などオリジナルをしのぐ美しさです。ラストのハーモニーとハープも印象的な好カバーだと思います。なんと今ではクラブでもプレイされているというタイトル曲の「Olive Groove Mix」と、アルバム収録曲の「The One And Only」をアップテンポにした(ポーグスが参加)「All The Tears That I Cried」のアルバム未収録曲も収録。歌詞とカースティーのフォトのページも付いたデジパック仕様の現在廃盤のアイテムです。

Kirsty MacColl In Those Shoes 12シングル \2,400 V2 2000 ○2 ○1

最新アルバムで、さらにラテン色を強めたカーステイ・マッコール。これは元アズテック・カメラのDavid Ruffyがプロデュースした、クラブ向けのホワイト・レーベル12インチです。アナログのみのUr Crazy RemixとそのEditバージョンを収録しています。

Kirsty MacColl He's on The Beach 7シングル \2,400 Stiff 85 ○2 ○1

カーステイの「A New England」路線の、POPシングル!ヒットにはおよばなかったため、意外と見ないシングル、またシングル・オンリーの曲のため、アナログではいまだここでしか聴けないものとなっています。のちにレモンヘッズもカバーした、高揚感あふれるサビの展開がとてもキャッチーな曲です。B面の「Please Go to Sleep」はこのシングルのみでしか聴けません。

VA She's Having A Baby LP \3,900 CBS SONY 88 ○2 ○1 アメリカ盤 曲目はこちら!

カースティー・マッコール参加盤!「プリティ・イン・ピンク」でおなじみのジョン・ヒューズ監督により、おそらく自分好みのアーチストばかりを集めたと思われるサントラ。しかし別バージョンが多くあなどれない内容となっています。まずXTCが鈴木さえこに提供し、自分たちのバージョンを編集盤で発表していた「Happy Families」ですが、このサントラでしか聴けない完全な別バージョンとなっています。またカースティー・マッコールによるザ・スミスのカバー「You Just Haven't Earned It Yet Baby」も別バージョンです(ちなみにギターは作者のジョニー・マーが弾いています)。またライラック・タイムのダフィの別プロジェクトDr.Calculus、Everything But The Girl(これも映画用にジャジーにアレンジされた、アルバムとは別バージョン)、Carmelなど、なかなか良いアーチストたちばかりが集められています。 

Jake Burns & Big Wheel She Grew Up 7シングル \2,900 Survival 86 ○2 ○1

カーステイ・マッコールが参加した、86年発表のスティッフ・リトル・フィンガーズのジェイク・バーンズのシングル!両面ともなかなかのギター・ポップで、タイトル曲ではかなりカーステイがフューチャーされています。シングル・リリースのみの、インデイー発売だったので、あまりみかけないアイテムです。

The Pogues If I Should Fall from Grace with God (Remix)12シングル \2,900 Stiff 88 ○2 ○1

カーステイ・マッコールが参加したグラスゴーでのライブを収録した、ポーグスの12インチ。クレジットにはありませんが、「A Pair of Brown Etes」など2曲にカーステイが参加しています。タイトル曲もポーグスらしいアコーデイオンやホイッスルが楽しい一曲です。

Matchbox featuring Kirsty Maccoll I Want Out 7シングル \2,900 Magnet 83 ○2 ○1 ドイツ盤

カースティ・マッコールとロカビリー・フアンにも人気のMatchboxとのセッション・シングル(なんと最近はクラブでかかることもあるそうです)。テンペスト、BodiensのMagnetレーベルからのリリースです。ジャケットに大きく表記されているとうり、ほとんどカーステイのリードボーカルで曲もキャッチーな出来。カースティのどの編集CDにも収録されていず、未CD化のため海外でも人気のアイテムです。

Tracey Ulman 夢見るトレーシー(They Don't Know) 7シングル \2.400 Stiff 83 ○2 ○1 日本盤

カーステイ・マッコール作の「They Don't Know」のめずらしい日本盤シングルです。B面にはこれもカーステイ作の佳曲「You Broke My Heart 17Pieces」が収録されたお得なアイテム。解説・歌詞つき。サンプル盤や、レンタル落ちではない美品です!

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